誰しも過ぎ去った出来事に思いをはせ、懐かしい気分に心地よくなることがあるのではないでしょうか。思い出にひたることも、時には大切なことであるようにも感じます。しかし、よくよく考えてみれば、自身が体験し得る過去の出来事は、自分に都合のよい部分だけが強調された作り話になって思い出≠ニして残っていくということがあります。たかだか私たちがこの世に生きておられる時間は、100年たらずでしょう。その短い時間だけで事柄を判断していては、物事の本質が見えてきません。歴史にふれるということは、そのような本質にふれるということだと感じます。
 各地への往来が心置きなくできるようになったら、1000年以上前に創建されたお寺・800年ほど前のお仏像などなど、古きお寺をお参りしたいものです。
(2020年6月)
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