誰しも傷を負いたいと思う人はいないでしょう。できることなら、平穏無事に傷のない一生であれと願うのが私たちです。しかしながら、生きていくということは傷なしでいられるものではありません。ときには傷つけられ、またあるときには他者を傷つける存在が私たちの在り方です。そんな私たちが、自分ではない他者からあたかも自分のことのように心配され、大切にされたとき、本当のやさしさを噛みしめることができるのだと感じます。そのやさしさは、人から人もさることながら、如来(仏)さまから頂戴するやさしさは、格別の趣きがあります。如来さまの御心(みこころ)とは、慈悲そのものなのですから・・・。
(2020年11月)
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