子供の頃、にがてだった食べ物が、大人になり、好物になるということがあります。ほろ苦いふきのとうなどは、まさにそうで、幼い時はあの苦味をおいしい≠ニは思わず、年を重ねてはじめて、なんとも言えぬ味わいに舌鼓を打つのです。そのように、お念仏の日暮らしを送るうちに、苦しみや悲しみがかたちを変えて見えてくることがあります。決して、苦しみが消えてなくなるわけではありません。しかしながら、その苦を通して、いわく言い難い大切なことを感じさせていただくのが、お念仏の醍醐味であると拝します。
(2021年5月)
2021年
1月
2月
3月
4月
2020年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2019年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2018年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2017年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
10月
11月
12月
2016年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2015年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2014年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2013年
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2012年
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月