“人生100年時代”などと言われる現代ですが、私たちの一生は、過ぎてみれば夢まぼろしのようなものです。蝉の一生をはかなく短いと感じますが、私たちのそれも、思えばそれほど変わらないのかもしれません。そのいくほどならぬ我が命は、食べものを摂取しなければ、維持することはできません。それは、つまり、私とは別の生きものの命を奪って、我が命を長らえていることなのです。生きるということは、決してきれいごとではないということを肝に銘じ、お念仏の日暮らしを送りたく存じます。
(2022年7月)
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