自分が孤独だと感じたことのない人は 真に人を愛せない瀬戸内寂聴
〝孤独〟というと、どこかマイナスのイメージがあったり、好ましくないものといった感があるのではないでしょうか。しかし、私たちが生きるということを真正面からありのままにみたとき、独り生まれ、独り死し、独り去り、独りゆく人生です。孤独という在り方が、私たち自身の真実の姿です。
この孤独という在り方を深くみつめてゆくと、人生という舞台において“私”の代役はいないということです。そのかけがえのない自身をかみしめつつ、この一生を生き切りたいものです。